kick nuts!

面白い表現ですのでチェックです。

若い女の子がチャットで盛り上がっていたのでチェックです。

森でオオカミとか出たら、守ってくれる人がいないと・・・
クマにも出くわしたら怖いわ

という内容があって、それに続く部分です。

美女が答えます。

その場合の一番の防御策は、クマのキンタマか乳首に素早く蹴りを入れることよ。
メスのクマなら、人間の赤ん坊も同じよ。

女性は、“same”とやるところを“smae”ミス・タイプしています。

最後に

胸に一発だよ!

銃か何かを持っていれば、胸を撃って逃げることができますが、素手でパンチしたところでクマの分厚い皮膚越しに、打撃技が効くとは思えませんね。

最後の一文のポイントは、受験英語で頻出の“the”ですね。 体の部分を示す場合は、“the”がつきます。上では“lungs”です。 “lungs”は厳密には臓器ですが、文の意味では「肺のあるとこめがけつ一発だよ!」ということですので、「胸」という意味で受け取るのが正解です。

チェックする単語

女性が使うことが多いのかも知れませんが、動物(人間を含む)のオスの生殖器部分の急所を“nuts”と表現します。 複数形で使います。単数形で使うと、「男・ヤツ・アタマ」みたいに意味が広がるので、どの部分化特定し辛いですね。

“nuts”と複数形で使えば、本例では文脈上男性のその部分ですが、単独で使うと強めの拒絶、軽蔑、失望などのマイナスイメージを表します。日本語では、「んなバカな」「くそ食らえ」みたいな感じですね。

“tit”は乳首のことを軽々しく言う時に使います。単数形で使う時は、軽く「小娘」的な意味を含みます。 あまりエロい意味まで感じません。 一方、“tits”と複数形にすると女性の乳房の意味になり、エロさが入ります。 胸が痛い時に、病院で医師に“tits”などと表現すると、変な感じになりますので、真面目な時には使いません。

ちょっと応用

“nuts”はチャットでよく見かけます。

Are you nuts?
気は確かか?/アホなん?

みたいに、ケンカを始める時に使いますね。 この程度の表現なら大したことありませんけれど、マジケンカする時は

Are you moron?
脳足りんのパッパラパーだな?

とやることもあります。 あまり、使わないようにしましょう。 相手に使われたら、無視しとくのが友達をなくさないベストな方法です。

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